料理人が教える時短料理のコツ8選

料理の基本

時短料理のコツ8選

「ご飯の準備、パッパッと終わらせたいのに…」家庭の台所を担う者にとっては、毎日のことだからこその悩みでしょう。家事以外にも仕事や子育てに追われる日々。そこで、少しでも負担を減らす家庭でも出来る時短料理の方法を職業料理人の目線から紹介します。

①献立を決めておく

月曜日は豚肉、火曜日は魚、水曜日は鶏肉のように数日分の献立を決めてしまいましょう。月曜日の豚肉でも、生姜焼き、豚丼、豚キムチ、とんかつ、ポークソテー、豚玉お好み焼きなどいろいろな料理ができます。焼く、煮るなどの料理法で決めても良いでしょう。

②食材の下処理・小分け、調味料を合わせておく

料理で一番、時間がかかるのが皮をむく、切るなどの下処理だと言われています。この工程が済んでいれば、焼く、炒めるなど、すぐに料理にとりかかることができ、大きな時短につながります。食材を100gに分けるなど材料の小分け、味をつける調味料やタレなども合わせておくことで、計量などの時間を短縮することができます。

③加工品・冷凍品をうまく取り入れる

スーパーマーケットなどの小売り店には、千切りキャベツ、ささがきゴボウ、カレー用、唐揚げ用にカットされた肉類や、調理、加工済みの冷凍食品など、すぐに使える食材が多く売られています。うまく取り入れることで下処理、調理時間の短縮につなげることができます。

④.調理家電・調理グッズを活用する

代表的なものは電子レンジ。煮物など作っておけば温めるだけ調理できます。同様にグラタン料理も耐熱皿に盛り、魚焼きグリルやオーブントースターなどで焼くだけです。食材のカットはスライサーやフードプロセッサーなどの調理グッズを使えば、楽に早く終わらせることができます。

⑤段取りを組んでから調理にとりかかる

調理中に次は…その次は…と、その度に考えてしまうことで時間を取られてしまいます。調理にとりかかる前に調理の流れ、使う食材、調味料、調理器具、盛り付ける皿まで一通り準備、確認をしておきましょう。レシピなど完全に頭にいれなくても大体の流れを把握するだけで調理がスムーズになります。

⑥フライパンなどの調理グッズで、そのまま食卓へ

取っ手のとれるフライパン、皿となるプレートのまま電子レンジやオーブン、グリルなどで調理をし、そのまま食卓へ。洗い物も減り片付けもラクになります。グラタン料理や鍋料理が、良い例です。

⑦料理をアレンジし献立の幅をひろげる

例えばミートソースです。多めに作り冷蔵、冷凍保存してパスタはもちろん、カレー粉とあわせてキーマカレー、ご飯にチーズと一緒に焼き上げドリア、刻んだレタス、トマト、チーズをのせてタコライス風のようにアレンジすることで献立の幅を広げることができます。一度に数食分作ることで調理時間の短縮につなげることができます。

⑧キッチンの整理整頓をする

あれっ…みりんはどこだっけ?あったはずの調味料がない…整理整頓されていないと、こんな状況になってしまいます。冷蔵庫内の食材、調味料、調理器具も含め、キッチン回りを整えておきましょう。整理する場所を固定することで探す手間がなくなります。

⑨まとめ

どうでしょうか?今からでも出来そうなものもあれば、ちょっと難しいかなということもあると思います。無理にやろうとするとストレスになりかねないので、個々の生活環境にあわせ、出来そうなことから、少しずつ取り入れてみて下さい。

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